すべて店内に展示してあり自由に見ていただけますが、一声かけていただきまして
当店の名物店主がおりましたら、いろいろなエピソードをまじえて説明させて
いただきます。
こういう旅の思い出もいいものです。
昭和15年頃、先代の喜三郎の時代に壁に掛けていた「お品書き」が
今も本店の壁にあります。
古き良き時代を感じるこの「お品書き」はガラスの板に直接書かれています。
鎌倉・室町時代に木の皮に書かれた「お経」があります。
昭和61年7月15日茂美志屋本店の庭工事の際に地下 1.5m〜2mの場所より発掘された「お経文」です。
木の皮に書かれた数千枚の経文がありましたが、店内に展示している 一部をのぞいて市教育委員会に寄付しました。
年代は鎌倉・室町期の「経塚」と推測されます。
各町の曳山が子供歌舞伎を演じ巡航する長浜曳山祭。
各曳山の曳行順を決める大切な籤札です。
八幡宮の神殿で行われた実際の籤(クジ)札で、籤の前に神主さんが丸めるために展示の籤札にはシワがあります。
長浜の観光地は有名人が取材やプライベートでたくさん来られます。
その多くは長浜名物の茂美志屋のっぺいうどんを食べに当店にお越し
いただき、食事の後に心良くサインをしていただきます。
あまりに多くあるのですべては飾れませんが、座敷席の壁面には
多くのサインや写真がづらっと並んでいます。